秋ミョウガの頃

10月に入り秋らしい気候になり、庭の芝の伸びも大分鈍りました。
芝刈り機を押していて気が付くとミョウガの茂みの中に淡い色のミョウガの花が沢山咲いています。しばらく油断していたのですっかり伸びて花盛りです。芝刈りを済ませてから採り、かなり収穫をしました。
初夏のころは夏ミョウガ、今の時期は秋ミョウガでかなり大柄になっています。
ミョウガを食べるのは日本人だけだそうですが、私も好物なので僅かな庭の恵に感謝しつつ地産地消のスローライフで食べ続け、今年もまたいささかの物忘れ効果の自覚症状に怯えながら反省する時期になりました。そんなわけで少し調べてみますと・・・。
成分はタンパク質、脂質、炭水化物、カリウムのほか僅かなビタミンやミネラルがあるようです。
効用は食欲の増進、食中毒の予防、夏バテ予防などで、とくにカリウムが豊富で高血圧を予防する働きがあり、漢方では不眠症、月経不順、月経痛に効果があり、抗菌作用もあるので口内炎や風邪にも効くのだそうです。
物忘れがひどくなるという記述は見当たりません。
が、ありました。
昔、お釈迦様の弟子の槃特(はんどく)はひどく物覚えが悪く、自分の名さえ忘れることもありました。
そんな槃特にお釈迦様は、名を忘れてもよい様に彼の名前を書いた札を与えました。槃特は、その札を常に背負って周囲から笑れても背負い続けていました。
槃特は、お釈迦様から与えられたわずかな教えと戒めを基に精進を続けました。そして悟りの域に達し、十六羅漢の一つになりました。
「悟りを開くのに賢愚の差はない」
槃特の墓所に生えてきた草に名札を背負った槃特にちなんで「茗荷」と名付けたそうです。
つまり茗荷にまつわる賢くなるお話です。!
咲いた花が沢山取れましので甘酢で頂きました。乙な洒落た料亭の味でした。